都市部での待機児童問題が頻繁に取り上げられるようになり、保育園や保育士の不足など保育の「量」について、よく議論されるようになりました。2015年に「子ども・子育て支援制度」が施行され、場所の確保が難しい都市部では、専用の園庭や建物をもたず、空き家やマンションなどの一室を保育の場として使用する小規模保育が認可事業となり、大きな広がりを見せています。従来の中規模保育よりも場所が狭く、運動や生活面などで支障が出たり、保育士資格取得者の比率に対する規制が緩くなることで、保育の「質」に影響が出るのではないかという懸念がされています。

近年、幼少期の保育・教育が子ども自身のその後の人生に影響を与えていることも様々な研究から明らかになっています。(その教育って本当に効果あるの?教育の真実を探る!-経験則や思い込みの教育から科学的根拠に基づく教育へ)「まずは、保育所に入れることが第一!」という声とともに、「子どもにとって良い保育・教育を受けさせたい」という声も少なくありません。我が子をどんな保育園に行かせるか考えた時、園の規模や保育士数など、どの点が保育の「質」を考えるうえで重要なのか親としては知りたい点です。先日、保育の「質」を考えるうえで、興味深い研究結果が公表されました。

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