子どもにどんな幼稚園でどんな幼児教育を受けさせたいですか?近年、様々な研究から幼児教育の重要性が述べられるようになってきました。(経験則や思い込みの教育から科学的根拠に基づく教育へ)今回の記事では、私自身の幼稚園教諭の経験と、客観的なデータをもとにしながら、子どもの成長発達の視点から考えた幼稚園の選び方のポイントをお伝えしていきたいと思います。幼稚園を選ぶ際の参考にしていただけたら幸いです。
 
増える保育園と幼稚園の連携
 
「そもそも幼稚園を選択肢に入れていない」「働いているから、幼稚園には入れられない」と思われた方、いらっしゃると思います。確かに、全国的には保育所の数の方が多く、需要も保育所の方が高い現状があります。しかし、待機児童が非常に多い実態を踏まえ、幼稚園でも、教育時間終了後に「預かり保育」を実施する園が非常に増えてきています。文部科学省が平成26年度に実施した「幼児教育実態調査」によると、「預かり保育を実施している割合」は、「公立幼稚園」で「60.9%」、「私立幼稚園」で「95%」、「合計」で「82.5%」と、かなり高い割合になっています。また、幼稚園と保育園の機能を合わせた「認定子ども園」の割合も徐々に増えてきており、内閣府子ども・子育て本部が行っている調査によると、認定子ども園の数は平成23年度は762か所でしたが、平成28年度は4001か所と、約5倍に増えています。
 
幼稚園と保育所の差が、以前ほどは大きくはなくなってきています。この記事では、基本的には幼稚園に重点を置いて述べていきますが、幼稚園、保育所、認定子ども園を合わせたときの、広い意味での「園」を探す時にも、参考にしていただければと思います。

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