◆ タフなグローバル人材

前回の記事では、昨今一人ひとりが考えて自分らしさを求める流れがあり、ストレーターではなく、よりタフな職業選択ができる大学生、社会人に多くの人がなろうとしているという話を書きました。そこで今はじまろうとしているのが、多様性を前提としたグローバル人材教育であるのかもしれません。

式辞・告辞集 平成24年度卒業式総長告辞

平成24年度3月の東京大学の卒業式では、タフでグローバルな人材となることの重要性を濱田総長が何度も伝えるという場面がありました。これからの社会は変動性が高まり、多様性があり、グローバル社会になっていくと語っています。多様性であるという意味では、もっと多くの人と文化、環境レベルで違う中でそれらをすり合わせ乗り越えていく必要があります。

また、グローバル社会という意味では、多くの企業活動がグローバルに扱われる中で、より社会の中における企業活動の利益が優先されていき、将来起こりうる地球規模での人口増に伴う、食糧危機、水問題、エネルギー問題にどのようにアプローチしていくのかなど、未然に防ぐべき社会課題は一国だけのものではなくなってきました。


◆ なぜ、海外インターンをしたいと思ったのか?

その意味で、一昨年から去年にかけて自分自身も東南アジアのインドネシアに住み、さまざまな地域を見て、ビジネスの立ち上げを行う準備をしてきました。

要は、自分自身がグローバル人材と呼ばれるものになってみないと次の世代にグローバル人材とは何かを語ることなど到底できないと思ったからです。

実際、私が行った活動の中で、インドネシアの様々な社会起業家と呼ばれる人材が100倍ほどの競争を乗り越えた後、ブリティッシュカウンシル・インドネシアの協力を得て、スタートアップを行っていることは象徴的でした。また、インドネシアでは大企業を中心にCSR(特に環境分野に)を行うことが法律で義務付けらており、NGOなどのプレイヤーも日々増えている状況です。

現地の大学生と話をしていても、社会性を大切にしながらも、ビジネスのノウハウで社会課題解決をより効果的に進めていくビジネスモデルを創りたいという考える学生が増えていました。そんな中、2012年、インドネシアのバンドン近郊に日本から海外インターンプログラムで来ていた大学生6名と話をしたところ下記のような答えが共通して返ってきました。

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