このコラムでは、実際に子どもと関わり合う活動やボランティアを通じて、学生や若手社会人がどのような学びを得ているのか生の声を伝えていきたいと思います。第一回目の今回は、大学3年生の時に当団体で活動をはじめ、もうすぐ一年になる女性スタッフに寄稿いただきました。活動をはじめてから非常に短期間のうちにコミットをするようになり、今では活動の中心を担うようになっていった一人です。一体、何が彼女をこの活動へ駆り立てていったのでしょうか?

私自身も大学三年生ですが、今の大学生のほとんどはサークル活動や部活動、アルバイト等に時間を割いていると思います。その活動自体に何か目標であった り、やりがいを感じている活動ならば本人にとってとても有意義な時間になると思いますが、一方で大学生の有り余った時間を費やすためだけに参加しているだ けならばやりがい等は全く感じず、そのまま時間がただ過ぎていくだけなので自分自身に残るものはほとんど何も無いと思います。

私自身、夢職人の活動に参加するまでは後者側で、有り余った時間アルバイトに費やし、週に5~6日もアルバイトをしていたので、時間が過ぎるのは早いなと 感じながらも自分自身に残るものはほとんど何もありませんでした。そんな日々の中で何か夢中になれる事であったり、自分自身も成長できる場に行きたい!と 思い探し始めました。もともと子どもが好きで、教員志望ということもあり、子どもと関わるボランティアを探していました。なので「子ども ボランティア」 で検索した時にはたくさんのボランティア団体や学生団体が出てきましたが、子どもと関わるボランティアと言っても一日思う存分子どもたちと遊んで終わり! という活動よりも、子どもたちと一緒に過ごす中で自分自身も成長できる活動をしたいという私の思いと最も近いと思った団体が夢職人でした。

夢職人の活動の一つでもある「あそびの達人」は小学1年生~中学3年生の異年齢集団の関わりの中で子どもにとって魅力的な活動で且つ成長につながる多様な 企画を目指していて、普段学校や家庭ではあまり経験することのできない学びの場作りを目指しています。また、この「あそびの達人」は明確な「ねらい」を 持った教育プログラムで、子どもと一緒にただ楽しく遊ぶだけではなく子どもたちの成長を目指しています。なので活動毎に事前打ち合わせをスタッフ同士で行 うことで当日の活動についての安全面や活動の内容についてスタッフ全体で共有したり、目標について理解を深めています。スタッフはこの目標達成に向けてど うしたら子どもたちにとって有意義な活動になるか、どうしたら目標が達成できるようになるのかを考えます。事前打ち合わせの時だけでなく活動中にも経験豊 富なスタッフからアドバイスを受け、あそびの達人当日の一日が子どもたちにとって有意義な一日になることを目指しています。そして、活動が終わった後も達 成感や自己満足で終わるだけでなく全体の活動を通して、個人として振り返りをし、次回の活動につなげることを目指しています。

これ程スタッフが成長する環境が徹底され、向上心に溢れているスタッフがたくさんいる団体はとても珍しいと思いました。そして目標達成の難しさや子どもと 関わることの難しさを感じますが、スタッフ間でアドバイスをし合うことで、お互い切磋琢磨している環境は以前までの大学生生活では決して経験することの無 い環境なので夢職人に入って良かったと思うとともに、夢職人はわたしにとって今では無くてはならない場所になっています。(次回へ続く

子どもの遊びと学びを支える学生・社会人ボランティア募集/NPO法人夢職人