◆ 「子どもの貧困」は、アナタ自身の将来に関係します!

「子どもの貧困」と聞いて、「自分には関係ない」「あまりピンと来ない」と思われた方に知ってもらいたいことがあります。

この問題は、私たちに大きく関係する問題だからです。

「子どもの貧困」とは、所得が低い家庭の子どもが低学力・低学歴となり、将来不安定な就業に陥ることで、次の世代にまで貧困状態が連鎖していく(=貧困の世代間連鎖)問題です。このような貧困状態にある子どもは今日本に約6人に1人の割合で存在しており、年々増え続けています。(子どもの貧困については過去の記事をご覧ください)


<2013年12月号 vol.10>「日本に貧困の子どもなんて本当にいるんだろうか?」と思っているアナタにまず知って欲しいこと

では、なぜこれが私たちに関係するのでしょうか?

身近なところで言うと、私たちが支払っている(又は今後支払う)税金と関係しています。

貧困状態の子どもが増えるということは、将来働ける人(=税金を納める人)が減るということです。そして働けない人が増えるということは、税金で支えなければいけない人(=例えば生活保護受給者等)が増えるということですから、私たち国民一人ひとりの負担は、これからますます増えることになります。特に高齢化が進むことで、ただでさえ私たち若者が高齢者を支えていかなければならないのに、さらに同世代にも支えなければならない人たちが増えてしまうと困ります。

そして、この深刻な問題に対して国も動き始めました。昨年6月に「子どもの貧困対策法」という法案が成立しました。これから国や自治体が本格的に貧困対策のために予算を割き、貧困を連鎖させない政策を進めていくことになります。もちろん、このために使われるお金も同じく「税金」です。効果が出ない政策のために使われてしまっては困ります。

では、今回は、「子どもの貧困」問題を解決するために本当に意味のある税金の使い方について、いくつか代表的な方法を比較して考えてみたいと思います。

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