春、出会いの季節。学校では新しいクラスや先生との出会いがあり、約1ヶ月が過ぎました。この時期は、クラスや学年での「良好な人間関係づくり」を目的としたアドベンチャー教育プログラムの依頼も多く、私も様々な学校、幅広い学年の子どもたちと出会います。1年前の6月に執筆した「居心地の良い集団づくりのために今一度考えるべきこと」を読み返し、今年4月に出会った小・中・高・大学生との活動を振り返りながら、グループの形成期にファシリテーターとして自分が大切にしていることを再考しました。

(photo by Ryoji Fujikashi)

◆ クラスが「協力」する意味をみんなで考えること

これまで自分が受けてきた学校教育の中で、クラスは自分の本拠地であり、「協力するものである」という前提があったと思います。小学校ではクラスは、ホームルームであり、家族のようなもの。それが中学校・高校になるにつれ、授業が選択制になり、自分の居場所が部活や学校外の団体にあることも増えます。なぜ、学校はクラスに凝集性を求めるのでしょうか?

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