2014年12月4日、アルカディア市ヶ谷にて「学校再創生~教育制度の柔軟化の推進」 (新しい学校の会・第9回シンポジウム)が開催されました。新しい学校の会は、構造改革特区の制度を利用し、学校経営を行う株式会社(=学校設置会社)が 集う連盟です。本シンポジウムでは、通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めたアンケート調査結果発表、通信制高校生徒・保護者の体験談発表、 そして有識者によるパネルディスカッションが行われました。本記事では、本シンポジウムで公表された通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めた アンケート調査結果について事務局よりレポートいただきました。(生徒の過半数が不登校経験者の通信制高校の仕組みとは?-通信制高校生徒・保護者アンケート調査結果報告①

「通信制高校を選んだ理由」から見える不登校の生徒・保護者が求めるもの

前回の記事では、通信制高校が不登校経験者に選ばれやすい学校であること、通信制高校の柔軟な学習スタイルは生徒の都合に合わせやすい仕組みであることなどをお伝えしました。今回は前回お伝えしきれなかった特色について、アンケート結果と合わせお伝えします。

生徒や保護者が通信制高校を選ぶ際、「登校スタイルが合っている」ことが重要視されているという結果が出ましたが、ほかにも見られているポイントがあります。



保護者の24.3%、生徒の21.8%が挙げている理由に、「無理に集団参加しなくてよさそうだから」の一文があります。この集団生活を無理にしたくない、させたくないという動機を掘り下げてゆくと、「前校でいじめにあい、友人をつくるのに苦手意識がある」「発達障がいの傾向があり、集団から浮いてしまう」「集団生活の雰囲気がどうしても苦手」「集団で授業を受けるとついていけない」・・・など、それぞれの理由があります。

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