このコラムでは、実際に子どもと関わり合う活動やボランティアを通じて、学生や若手社会人がどのような学びを得ているのか生の声を伝えていきたいと思います。今回は、 前回に引き続き、大学3年生の時に当団体で活動をはじめ、もうすぐ一年になる女性スタッフに寄稿いただきました。活動をはじめてから非常に短期間の うちにコミットをするようになり、今では活動の中心を担うようになっていった一人です。第三回目は、事業や組織の運営に中心的に携わるようになった時のことを綴ってくれました。



私は夢職人の活動に「参加」する事を経て、企画運営をする等活動に「参画」することも経験し、本当にたくさんのことを学びました。これらの経験を経た後に「今度は自分が夢職人の中核メンバーになってみたい!!」という思いがふつふつと湧き上がってきました。その理由としては率直に「もっと夢職人の活 動をたくさんの人に知ってもらいたい!!そして大学生には私自身が経験した様にぜひ夢職人の活動を通して、大学では学べないことを経験して欲しい!!」と 思ったからです。

中核メンバーになるからには責任が問われますし、他のスタッフの模範となる等覚悟も必要になります。自分は絶対に中核メンバーとして全力で臨むぞ! という決意をし、中核メンバーに申込ました。申し込んだ後には中核メンバーとしての心構えや事業運営、組織運営等について約一ヶ月間講習を受けました。

講習を受け、晴れて夢職人の中核メンバーとなった私ですが、最初は正直戸惑う事ばかりでした。私自身中核メンバーになるまでに、夢職人のスタッフに なってから半年も経っておらず子ども達と関わるスキルや経験そして知識もほとんど有りませんでした。その反面、周囲の中核メンバー達は知識もスキルも経験 も備わっています。会議では話を理解する事に精一杯で自分の意見を発言することはほとんど出来ませんでした。中核メンバーになったものの、周囲の人々と比 較して全く役に立てていない、むしろ足を引っ張っている自分が嫌で悔しい思いをする日が多々ありました。とはいえ自分に落胆している暇など無く常に挑戦を 求められる環境がありました。このような環境の中で最初は逃げ腰で本当に自分に出来るか不安でしたが「自分には知識も経験もスキルも無いなら、誰よりも多 く挑戦して、その中で学んでいこう!!」と決意し様々な事に挑戦しました。

やはり最初は分からないこと、失敗することはたくさん有りました。そういった中で周囲のメンバーやスタッフ、そして代表はたくさんのアドバイスや意 見をくれたり、悩んでいると親身になって相談にのってくれました。失敗と成功の繰り返しが続く中で自分が分かる事が増えたり、自分に出来る事が増えていく と徐々に自信もついていきました。私が中核メンバーになってからもうすぐで1年が経とうとしています。最初は分からない事が多く、戸惑う事、不安に思う事 がたくさん有りました。そして自分自身が嫌になり挫折しそうになった時も多々ありましたが、その度にたくさんの仲間達が支えてくれました。約一年間中心と なり活動してきましたが、中核メンバーになる時に抱いた想いは未だに変わりません。時間が経つ中で後輩スタッフも増えていき、「夢職人の活動を経てたくさ ん学ぶことがありました!本当に経験して良かったです!!」や「◯◯は憧れのスタッフの中の1人です!私も◯◯みたいになれる様に頑張ります!」と言われた時は本当に嬉しかったですし、更に頑張ろうという気持ちになりました。

今までは「自分に出来る事」を増やしていく事に一生懸命になっていた私ですが、これからは「自分にしか出来ない事」を探し、全力で臨んでいきたいと思います。

子どもの遊びと学びを支える学生・社会人ボランティア募集/NPO法人夢職人