ひみつ基地

2017年07月号 vol.53

子どもの「スタディ・ライフ・バランス」も推進せよ!-勉強の効率化と「教育=学校」からの脱却で次の学びへ

2017年09月06日 21:49 by editorial_desk

今、子どもたちの夏休みが話題になっています。政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2017」(骨太の方針)の中で、消費の活性化策・休暇改革の一環として、2018年度から「キッズウィーク」を創設することを打ち出しました。「キッズウィーク」は、夏休みなど学校における長期休みの一部を別の時期に移動させるもので、同時に企業に親の有給休暇の取得を促進させ、家族で過ごす大型連休を設けるというものです。例えば、夏休みの後半5日間を短縮する代わりに、11月の時期に平日5日間を休みにすれば、前後の土日も含めて9日間の連休ができます。小学生・中学生・高校生の子どもが対象となり、地域によって実施時期がズレることになっています。連休の時期が地域によって異なることで、宿泊や交通の混雑を緩和することにもなり、家族旅行などにも行きやすくなるという構想です。

静岡県吉田町では、教員の1日あたりの労働時間を減らすため、学校の授業日を増やし、夏休みを最短で10日間に短縮する方針を決めたと報じられています。これによって、年間での授業日数が増え、1日の6時限の時間割を4~5時限にすることができるそうです。

「キッズウィーク」や吉田町の両方に共通していることは、夏休み期間が短縮するということです。保護者や子どもたちから賛否両論の様々な意見が出てくる話題だと思います。「キッズウィーク」に関して言えば、構想通りにいけば良いのでしょうが、子どもと同じようにそれだけの期間の有給休暇を取得できる企業や職種ばかりではないでしょうし、結果的に子どもを預かってもらえる先を探すことになるかもしれません。吉田町のケースで言えば、子どもが早く帰ってくることになるので、その分、学童のような場所に預けたり、早く仕事を切り上げて帰る必要があるかもしれません。政府・行政、親、子どもなどの立場によって、一長一短の施策になりそうです。

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