ひみつ基地

2014年4月号 vol.14

学級崩壊を招く「小1プロブレム」(小1問題)とは?-五校に一校の小学校が直面する「大きな段差」の実態

2017年02月08日 17:44 by editorial_desk


◆「小1プロブレム」(小1問題)とは何か?

全国で100万人を超える子ども達が今春から新一年生として小学校生活をスタートさせます。一番入学者の多い東京都では、9万3,800人余りが入学します。これからはじまる6年間の小学校生活に親も子も期待と不安が入り混じった気持ちを抱えているのではないでしょうか?最近、「小1の壁」という言葉をよく耳にします。保育園などでは、夜の延長保育があったのに対して、小学校へ入ると学童クラブで預かってくれる時間が限られ、働き方を見直す必要が出てくるため、「小1の壁」と言われるようになりました。

では、「小1プロブレム」という言葉はご存じでしょうか?保育園・幼稚園から新たに小学校へ入学した子ども達が集団行動を上手く取れない状況を言います。例えば、学級全体での活動で、「授業中に立ち歩く・教室を勝手に出ていってしまう」、「先生を無視する・授業を妨害する」というような自分勝手な振る舞いをとってしまう児童が増えており、「小1プロブレム」という言葉が用いられるようになりました。このような現象は、1990年代からすでに指摘されはじめ、近年では全国的に問題視されるようになりました。

今回の記事では、「小1プロブレム」の実態と現状についてデータを交えてご紹介し、行政・家庭でどのような対応が有効なのか検討したいと思います。
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