ひみつ基地

2015年4月号 vol.26

いじめを個人ではなく社会の問題とするカナダ-いじめ撲滅運動を全土で展開!いじめを減らす仕組みとは?

2015年07月11日 14:39 by miwa_csuka
Anti-bullying flash mob supports Pink Shirt Day (by Province of British Columbia


昨今、日本でも青少年による悪質ないじめのニュースが続き、社会的に大きな問題となっています 。もちろん、いじめ問題はどこの国にでもある社会問題です。カナダでもいじめ問題が起こっているのが現実です。

しかしながら、近年におけるカナダ国家をあげての積極的な調査組織の発足、いじめを受けている当事者、傍観者がオンラインで校長、並びにスクールカウンセラーへ直接報告できるシステムの導入、そして「ピンクキャンペーン」と呼ばれるいじめ撲滅運動における取り組みがいじめ問題の軽減につながっていると言われています。

いじめを個人の問題ではなく社会の問題として捉える

Prevnet.ca」、カナダの大学教授達が作った組織で、カナダのいじめ問題の研究者達や青少年の支援団体の協力から成り立っています。こちらの組織が発足するまでは、地域や各学校がそれぞれの方針でいじめ問題へ対応してきました。この組織が出来たことで、実際のいじめ問題に関しての調査報告、原因の追求、最先端の対策方法に関する情報発信が行われ、効率的にいじめ問題に対応出来る体制が作られました。

カナダはいじめ問題を個人の問題ではなく、社会全体の問題としてとらえています。「いじめ行為は不健全で、社会全体に悪影響があること」「いじめ問題は人間関係の問題であること」「健全な人間関係を構築することは社会全体の責任であること」を軸にいじめ撲滅運動を推進しています。
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